2017年3月。米コロラド州ベイルで開催された伝統の一戦、BURTON US OPENで悪夢が起こった。平野歩夢がファーストヒットで繰り出した世界最高難度の大技・CABダブルコーク1440の着地でリップに乗り上げてしまい、トランジションで逆エッジになるとボトムに身体の真正面から叩きつけられた。肝臓と左膝内側側副靭帯の損傷。平昌五輪まで1年を切っているタイミングだったにも関わらず、数ヶ月間ボードを履くことが許されなかった。
しかし、そんな逆境を乗り越えてFISワールドカップで連勝すると、昨年末の時点で平昌五輪代表の内定を勝ち取った。恐怖心に打ち克ち、「圧倒的に勝つ」という決意のもとオリンピックの舞台を見据える歩夢の日々に密着した「アスリートの魂」は、本日深夜0時よりNHK BS1で放送される。
 
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