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15歳國武大晃と16歳岩渕麗楽がともに準優勝。W杯スロープスタイル結果

2018.01.13

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米コロラド州アスペン・スノーマスで行われているFISワールドカップのスロープスタイル決勝が閉幕し、男子では15歳の國武大晃が、女子では16歳の岩渕麗楽がそれぞれ2位となり表彰台を射止めた。予選ヒート2で國武に続いて2位通過を果たしていた大久保勇利は6位、広野あさみは予選敗退。すでに平昌五輪代表の内定が決まっている鬼塚雅と藤森由香は、今大会には出場していない。
本来ジャンプセクションは3つ用意されるのだが、悪天候により2つのキッカーとジブセクションでひとり3本のランを行い、ベストランのポイントで争われた。國武は2本目にCABダブルコーク1260とBSトリプルコーク1440をコンボで決めて83.64ポイントを記録。3本目ではさらに攻め、BSトリプルコーク1440からFSトリプルコーク1440を狙うも、着地に嫌われてしまった。優勝したレッド・ジェラード(アメリカ)はスイッチBS1260→BSトリプルコーク1440だっただけに、さらなる高みを狙える可能性を示唆したわけだ。

女子の岩渕は3本目にCAB900→BS720を決めるも、ジブセクションでのミスが響いた格好で76.48ポイント。優勝したクリスティ・プライア(ニュージーランド)はトウ抜きのFS720→BS540と難易度だけで見れば岩渕優勢だったのだが、ジブセクションでのフロントリップなどを含め77.06をマークして、わずか0.58ポイント上回った。

今大会はアメリカ代表を決める選考レースを兼ねていたのだが、すでに代表を決めている女子スロープスタイル界の女王ジェイミー・アンダーソンは出場していなかったものの、それ以外のライダーはほぼ出場していた。しかし、先日代表が正式発表された同種目の強豪国カナダ、そして同じく強豪として知られるノルウェーの1軍ライダーは出場していなかった。
 

MensPodium

男子結果
1位 レッド・ジェラード(アメリカ)
2位 國武大晃(日本)
3位 ティアーン・コリンズ(ニュージーランド)
6位 大久保勇利(日本)
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WomensPodium

女子結果
1位 クリスティ・プライア(ニュージーランド)
2位 岩渕麗楽(日本)
3位 テス・コーディ(オーストラリア)
9位 広野あさみ(日本)
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