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冬にかけて低温になるラニーニャ現象が発生か
2017.10.13
気象庁は10月11日、この秋から冬にかけて、南米ペルー沖で海面水温が平年より0.5℃以上低くなるラニーニャ現象が発生する可能性があると発表した。発生した場合、この冬日本は低温に見舞われる可能性が高くなる。
南米ペルー沖の監視水域では9月の平均海面水温が24.2℃となり、過去30年の平均よりも0.8℃低かった。今後は、海中の冷たい水が海面に上がり、さらに海面水温が下がる可能性がある。
ラニーニャ現象が発生する年は寒冬傾向が強いとされているだけに、今シーズンは初雪の便りが早かったことも踏まえ、今のうちから冬に向けての準備を進めておいたほうがよさそうだ。
photo: woodleywonderworks