BACKSIDE (バックサイド)

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競技と映像表現を両立する17歳・嶋崎珀と、ストリートで魅せる15歳・花田雫が「JAPAN ACTION SPORTS AWARDS」を受賞

2026.08.08

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7月20日、「MURASAKI SHONAN OPEN 2026」の会場で開催された「JAPAN ACTION SPORTS AWARDS NEXT GENERATION 2026」。サーフィン、スケートボード、スノーボードの3カテゴリーから、次世代を担う男女6名が選出され、スノーボード部門では嶋﨑珀と花田雫が受賞した。
 
世界最高峰のコンテストで結果を残しながら映像表現にも力を注ぐ珀、そしてストリートを舞台に存在感を高める雫。異なるフィールドで自己表現を続ける10代ふたりの受賞は、現代のフリースタイルスノーボーディングの広がりを象徴しているようにも映った。
 
珀は今年1月、米コロラド州アスペンで開催された「X GAMES」で初出場ながら銀メダルを獲得。世界最高峰のコンテストシーンで勝負できる実力を証明しながらも、彼は競技だけに軸足を置いているわけではない。兄・玖、弟・玲らとともに活動するクルー「TRAPSTAR」の一員として映像作品の制作にも力を注ぎ、自らを滑りで表現している。
 

 
コンテストで勝つためだけに滑るのではない。映像作品の中でも、自分たちらしいスタイルを追い求める。フリースタイルスノーボーディングは本来、競技だけでなく映像や写真を通じて自己表現するものだ。
 
競技が進化し、高難度トリックが当たり前になった現在、世界を目指すライダーほどコンテストだけに集中せざるを得ない現実がある。その中で、競技と映像表現を両立しながら世界レベルで結果まで残している17歳の珀という存在は、非常に興味深い。
 

自身のスタイルについて熱く語る珀

 
女子部門を受賞した15歳の雫もまた、ストリートを中心とした映像表現を続けながら世界へ挑戦しているライダーだ。ジェス・キムラが主宰する「THE UNINVITED INVITATIONAL」にも出場した15歳のアップカマー。今後のさらなる活躍が楽しみである。
 

 
コンテスト、ストリート、バックカントリー。滑るフィールドは違っても、自分らしいスタイルを追い求めることに変わりはない。
 
授賞式終了後、珀は弟の玲やご両親とともに「いつもTRAPSTARを取り上げていただき、ありがとうございます」と笑顔で声をかけてくれた。世界で結果を残すようになった今も、その礼儀正しさは変わらない。雫も初対面ながら、「いつもBACKSIDE読んでます」と挨拶してくれた。
 
そんな何気ないやりとりもうれしかったが、それ以上に感じたのは、日本の若い世代が競技だけでも映像だけでもない、古きよきフリースタイルの精神を受け継ぎながら、新しいスノーボーディングを自然体で体現しているということだ。
 
勝つためだけではない。魅せるためだけでもない。競技と表現、そのどちらも追い求めながら世界へ挑む。
 
競技で勝つことと、自分らしさを表現すること。その両方を追い求める17歳の姿に、フリースタイルスノーボーディングの未来を見た。

text: Daisuke Nogami(Editor in Chief)
photos: JAPAN ACTION SPORTS ASSOCIATION

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