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米野舜士がSALOMONへ。『NEKOSOGI』以降の次の一手──ストリートシーンを更新するための必然的な合流
2026.02.06
昨年、日本のストリートスノーボーディングがひとつの到達点に達した。その象徴が、KIYO FILMによる映像作品『NEKOSOGI』だ。
小川凌稀、戸田真人、鈴木冬生らとともに、その作品を世界レベルへ押し上げる原動力となっていたのが、米野舜士である。巨大に湾曲したハンドレールを、50-50からFS180オフで攻略したあの衝撃シーンは、今も多くのリアルスノーボーダーの脳裏に焼きついていることだろう。
そんな舜士が、2026年1月1日付でSALOMON(サロモン)に加入した。SALOMONは今回の発表に際し、次のようにコメントしている。
「かねてよりライダー層を厚くしたいと考えていた中、ストリートシーンで圧倒的な存在感を放つ米野舜士の加入が決定しました。彼のスタイルが加わることで、ブランドとしての深みがさらに増したことを、私たち自身も非常にうれしく感じています」
注目すべきは、“結果”や“実績”ではなく、「スタイル」という言葉が選ばれている点だろう。SALOMONが評価したのは、コンテストのリザルトでも、ムービーでの派手なハンマートリックでもない。ストリートスノーボーディングという文脈のにおいて、舜士が積み上げてきた滑りの“質”そのものだ。
さらに今回の加入について、SALOMONは次のようにも語っている。
「この知らせにはフランス本社も大きな期待を寄せており、まさに最高のスタートとなりました」
グローバルレベルでの期待値の高さも、この一文からうかがえる。
それを祝して「Welcome Movie」が公開された。『NEKOSOGI』以降、日本のストリートスノーボーディングは確実に次のフェーズへと進んだ。そうした流れの中で、舜士がSALOMONと交わることは、驚きではなく、むしろ必然だったようにも映る。
これから彼が、どんな場所で、どんな滑りを重ねていくのか。その一挙手一投足は、間違いなく次のシーンを形づくっていくはずだ。
text: Daisuke Nogami(Chief Editor)




