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6度目の「日本一」が示す、ルスツリゾートの真価。「WORLD SKI AWARDS 2025」で日本ベストリゾートの称号を獲得

2025.11.10

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北海道・ルスツリゾートが、世界のスキー観光産業でもっとも権威あるアワードのひとつ「WORLD SKI AWARDS 2025」において、「JAPAN’S BEST SKI RESORT(日本ベスト・スキーリゾート部門)」の最優秀賞を受賞した。2017、2018、2019、2021、2024年に続く6度目の栄冠。国内スノーリゾートとして最多記録の更新となった。
WORLD SKI AWARDSは、旅行業界の“オスカー”とも称される「WORLD TRAVEL AWARDS」の一部門として設立され、世界各国のスノーリゾートやホテル、旅行会社を対象に選出される国際的なアワードだ。2025年6月のノミネート発表から10月まで、世界中のスノーボード・スキー関係者やメディア、一般投票を経て選出された。
ルスツリゾートの評価の背景にあるのは、恵まれた自然環境と、そこに根づくリゾート運営の完成度だ。札幌や新千歳空港から約90分。支笏洞爺国立公園の雄大な自然に囲まれ、3つの山に広がる全37コース、総滑走距離42kmのスケールを誇る。平均年間降雪量は14m。極上のパウダースノーが降り積もるその斜面は、滑り手の間で“サイドカントリー天国”とも呼ばれる。森林の美しさと雄大な眺望を兼ね備え、犬ぞりやスノーモービルなどのアクティビティも充実している。

さらに「ルスツリゾートホテル&コンベンション」「ウェスティンルスツリゾート」「THE VALE RUSUTSU」など、滞在スタイルに応じた多様な宿泊施設を備え、冬だけでなく四季を通じたリゾート体験を提供してきた。
代表取締役の加森久丈氏は、今回の受賞について次のように語る。

「この栄誉は、ルスツリゾートに関わるすべてのスタッフの努力、地域社会・産業関係者のご支援の賜物です。自然環境と良質な雪を最大限に生かしたリゾート運営が国際的に認められた証であり、大変意義深いものと受け止めています。今後も日本のスキー文化の発展と国際的な競争力向上に寄与しながら、世界中のみなさまに“ルスツの雪”の素晴らしさをご体験いただけるよう努めてまいります」
「雪質」や「規模」だけでは語りきれないのが、ルスツリゾートの魅力だ。それは、北海道の冬を“世界と分かち合う”という哲学。その根源的な価値が、6度目の受賞へと結実したのだろう。

text: Daisuke Nogami(Chief Editor)

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