LIB TECH（リブテック）が生み出した名機「BIRDMAN」のDNAを受け継ぐ新たなボード「PRODIGAL SON OF BIRDMAN」が、群馬のプロショップ・TRICKSTARエクスクルーシブとして2025年11月にリリースされる。
2011〜2016年に販売された「BIRDMAN」は、その独自の浮力と操作性から“幻のボード”と呼ばれ、テンプレート消失により再生産が不可能とされてきた。2023年には、その系譜を再構築した「SON OF BIRDMAN – QUINCY ZOMBIE」がわずか1分で完売。今回の「PRODIGAL SON OF BIRDMAN」は、その続編にあたる。
LIB TECHを生産するMERVIN MANUFACTURINGなどと共同開発した本モデルは、マッド・カミンズのシグネチャーボードとして知られる「La Nina」（2012–2016）をベースに、C1BTX構造を進化させた「C1 CAMBER」を採用。フィート/インチ表記や限定グラフィックなど、往年のファンにはたまらない仕様となっている。
グラフィックは、MERVIN MANUFACTURINGが手がけた黄金の“Mark Gale Skull”。歴代モデルでは例のない金歯を施した特別デザインで、ポスターも同社による描き下ろし。新約聖書『ルカによる福音書』（放蕩息子の帰還）とIRON MAIDENの「PRODIGAL SON」をモチーフにしたストーリーがボードコンセプトに重ねられている。
各サイズ（5’3”=約160cm、5’5”=約165cm、5’7”=約170cm）ともに20本程度の限定生産。価格は205,700円。詳細はTRICKSTAR公式サイトおよびSNSで順次公開される。

text: Daisuke Nogami（Chief Editor）