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観測史上もっとも暑い夏の終わりに、アメリカから初雪の便り。季節の歩みを示す
2025.09.04
9月に入ってもなお、日本列島は記録的な暑さに見舞われている。東京では9月としては観測史上初めて3日連続の猛暑日を記録し、宮城・仙台では観測史上最高となる37.4℃を9月に更新。今年の夏(6〜8月)の日本の平均気温は平年を2.36℃上回り、1898年の統計開始以来「もっとも暑い夏」として刻まれることになった。
そんな異例の残暑のなか、アメリカから届いたのはひと足早い冬の便りだ。ニューメキシコ州のタオス・スキーバレーが、初雪に覆われたゲレンデの写真をInstagramで公開。年間で平均およそ7.6mもの降雪を誇るこのリゾートは、11月下旬のオープンに向けてすでにカウントダウンを始めている。
国は違えど、北半球では着実に季節が歩を進めている。確実に訪れる雪の季節を思い描き、シーズンインに向けて気持ちを高めながら準備を進めよう。
text: Daisuke Nogami(Chief Editor)