8月10〜15日、米コロラド州カッパーマウンテンのWOODWARD COPPERで行われていたサマーキャンプが最終週を迎えた。キッズやジュニア主体の10週間を経て、このアダルトウィークは大人たちの遊び場。人気ポッドキャスト「THE BOMB HOLE」がホストを務め、トースタイン・ホーグモ、ゼブ・パウエル、ジョーイ・ファヴァといった錚々たるライダーたちが顔を揃えた。

最終週だけに雪は汚れ、アイテムもサイズダウンしてしまったが、キャンパーたちはプロと肩を並べてライディングを満喫。BOMB HOLEのコメントによれば、ジブでの50-50からキッカーでのBS720まで「初メイク」の歓声があちこちで響いたんだとか。トライしたくなるいい空気が醸成されていたのだろう。
日中のライディングからスケートボード、夜はパーティーまで、夏らしく緑に覆われた山に残された雪が少なくなっても、ここでは一日が丸ごとスノーボードカルチャーに染まっている。マウントフッドと並ぶアメリカの夏の風物詩は、こうして幕を閉じた。

text: Daisuke Nogami（Chief Editor）