リフト料金の値上がりが続くなか、複数の人気ゲレンデを自由に滑れる共通パスは、シーズンを通して足を運ぶスノーボーダーにとって魅力的な選択肢となる。それが、極上のドライスノーを誇るエリアであればなおさらだ。今年も、北海道の中央部を南北に約200kmに渡り縦走する「北海道パウダーベルト」エリアの主要3ゲレンデで利用できる「北海道パウダーベルト シーズンチケット」が発売される。
対象となるのは、盆地が作り出す極上のパウダースノーが魅力の富良野、ふたつの山にまたがるパウダースノーとキャットスノーボーディングが楽しめる星野リゾート　トマム、旭川市内から30分という好立地ながらパウダースノーを堪能できるカムイスキーリンクス。シーズンを通してすべてのリフト・ゴンドラが乗り放題となる。
販売枚数は昨年同様200枚限定だが、今年は大きな変更点がある。申込用紙のダウンロードは8月25日（月）10〜13時の3時間限定。その時間帯に公式サイトから用紙を取得し、必要事項の記入、写真、身分証明書のコピー、住民票の写し、代金を同封して、必ず現金書留で発送する必要がある。当日消印有効のため、25日中の手続きが必須だ。
価格は19歳以上が80,000円、18歳以下および60歳以上が70,000円。昨年より値上がりしているが、極上の雪質を誇る3ゲレンデのシーズンパスとしては依然として高い価値を持つ。申し込み方法の詳細やダウンロードについては、北海道パウダーベルト公式ページを参照していただきたい。
月曜の午前中は多忙という人も多いだろうが、猛暑を避ける意味でも早朝出社して午前中の仕事を片づけ、ダウンロードに臨むのも悪くない。

text: Daisuke Nogami（Chief Editor）