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世界を舞台に躍動する若き才能たち。宮村結斗と清水さらが「JASA AWARDS NEXT GENERATION 2025」を受賞
2025.08.01
アクションスポーツの次世代を担うライダーたちを称える授賞式「JAPAN ACTION SPORTS AWARDS NEXT GENERATION 2025」が7月21日、日本最大級のサーフフェス「MURASAKI SHONAN OPEN」の会場で開催された。サーフィン、スケートボード、スノーボードというアクションスポーツの3種目から、将来を嘱望される男女各1名ずつを選出。12~20歳未満のライダーが対象で、過去に本アワードを受賞していないことと、オリンピックに出場していないことが選考条件となっている。
男子スノーボード部門で選ばれたのは、宮村結斗。FIS(国際スキー・スノーボード連盟)ワールドカップ(以下、W杯)では23-24シーズンのエドモントン大会ビッグエア4位、24-25シーズンのアスペン大会ビッグエア3位、世界選手権ビッグエア5位と、着実に結果を積み重ねてきた。さらに、全日本選手権大会スロープスタイルでは準優勝に輝くなど、国内外でその存在感を増している。

女子部門では、清水さらが選出された。2024年のユース五輪ハーフパイプで銀メダルを獲得すると、15歳となり昨シーズンから出場資格を得たW杯ハーフパイプでは第2戦で優勝、第4戦では3位、さらには「X GAMES」スーパーパイプで3位入賞、アジア大会では金、世界選手権では銀と、破竹の勢いで成長し続けている。この春、高校に入学したばかりだが、すでに確立されたライディングスタイルを持ち、どんな大会でも自身の滑りを貫く姿勢に、彼女の強さを感じる。

すでにワールドクラスの舞台で戦っているふたりが、この先どんな物語を描いていくのか。その一挙手一投足が、スノーボードの未来と重なっていく。