真夏のコロラドで、フリースタイルスノーボーディングの本質が若者たちに受け継がれていく。
さる7月13〜18日かけてカッパーマウンテンにある「WOODWARD COPPER」で開催されたサマーキャンプに、ゼブ・パウエルが登場。残雪で造成されたスノーパークで、彼らしいオリジナリティあふれる滑りを披露した。
このサマーキャンプは、上達を目指してライディングするだけにとどまらない。ゼブのようなライダーたちと同じ時間を共有することで、フリースタイルスノーボーディングの楽しさや自由な発想、そしてライフスタイルそのものが自然と体験できる場と化す。今回はゼブをはじめ、ロブ・ロースラー、アレックス・カッカモ、ブライアン・ライスらも参加。滑りだけでなくカルチャーを体現するライダーたちのライフスタイルに触れる、そんな“夏の学校”となった。
ゼブのスポンサーであるBURTON（バートン）とJORDAN BRAND（ジョーダンブランド）からは、多くのプロダクトが提供され、参加した7〜17歳までのキッズやジュニアたちは大興奮。ゼブ自身も「雪の上に戻れてうれしい。WOODWARD COPPERに感謝！」とコメントを残している。
プロライダーたちが全力で遊ぶ姿を間近で見て、感じて、真似して。そんな時間こそが、未来のスノーボーダーたちに何かを残していく。カメラに収められたのは、ライディングだけじゃない。“本気で楽しむ”という感覚のバトンが、確かに手渡される瞬間だった。