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雪解けで露出した岩もセクションとして遊ぶ。ブランドの垣根を越えた真夏のセッションSALOMON編
2025.07.24
7月13〜19日にかけて、米オレゴン州マウントフッドで開催された「HIGH CASCADE SNOWBOARD CAMP(HCSC)」にて、SALOMON SNOWBOARDS(サロモン スノーボード)のシグネチャーセッションが行われた。トミー・ゲスメ、ルイーフ・パラディス、ジャッド・ヘンクス、フィン・ウェストバリー、デズリー・メランコン、エマ・クロスビーといったグローバルチームの面々が顔を揃え、セッション1から参加し続けているマイルズ・ファロンをはじめ、ブランドの垣根を越えたライダーたちが参加。キャンパーたちとの交流を通して、HCSCらしい自由な空気が映像から伝わってくる。
セッション期間中、ハーフパイプには岩が露出する箇所もあったが、整ったトランジションはしっかりと維持されていた。むしろ、その岩すらセクションの一部と化し、ライダーたちのクリエイティビティに火がついていたようだ。また、トミーやルイーフがジブアイテムを攻めまくる様子が印象的。セッション全体を通してトリックの完成度だけでなく、ライダーたちの遊び心とチームのバイブスがにじみ出ている。
シグネチャーセッションという枠組みに縛られない、ブランドやスタイルを越えた滑り手たちのセッション。そこには、プロもアマも、大人も子供も関係なく、純粋に「滑ることが楽しい」と再確認できる空気があった。