全国的に梅雨明けが発表され、うだるような酷暑が続く日本列島。そんな今だからこそ、体感温度を下げてくれるだろうヤバすぎる雪山での瞬間をお届けしたい。
GoProによる「2024-25シーズンの最高すぎる驚愕スノークリップ・トップ5」だ。ジャンルを問わず世界中のアスリートたちのフッテージから選ばれた5本には、スノーボーダーからカーバー・カルベックとイ・チェウンが名を連ねた。
カーバーの映像は、米ワシントン州マウントベイカーでの一本。ボード数本分しかない隙間を、ためらうことなくドロップしたあの一瞬。必要だったのは、テクニック以上にメンタルだったはずだ。岩の間をすり抜けるストレートラインを、GoProの視点で鮮明に刻んでいる。
いっぽう、チェウンはスイス・ラークスで行われた伝統の一戦「LAAX OPEN」でのウォームアップランで選出された。大会前にもかかわらず、リスキーなバック・トゥ・バック1440をスムースに披露。GoProの魚眼で完璧に捉えられている。高回転とスタイルの両立、チェウンの強さが際立つ映像だ。
今回のトップ5には、スキーヤーのサミー・カールソンも登場。乗り物は異なるがアラスカで刻まれた彼のラインは、映像としての深みがある。

各地で35℃前後の猛烈な暑さに見舞われている真夏の昼下がり。少しでもクールダウンしたい人は、ぜひ腰を据えて再生してほしい。