BACKSIDE (バックサイド)

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国境も人種もレベルも関係なくフリースタイルを全力で楽しむ「HALO-HALO」という“ごちゃ混ぜ”な場

2025.07.21

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「HOLY BOWLY」で知られるSNOWBOY PRODUCTIONSが、新たな場を生み出してから今年で3年目。その場とは「HALO-HALO」。フィリピンを代表する夏のデザートから名づけられている。かき氷の上にトロピカルフルーツやアイスクリーム、ナタデココを乗せて“ごちゃ混ぜ”にして食べる。その文化的背景を、イベントのコンセプトに置き換えた。
7月11〜13日、米オレゴン州マウントフッドで行われた本イベントは、プロもアマも、スキルや肩書きも関係なく集うセッションだった。スローガンは「Built by the community(作るのはコミュニティ)」「Ridden by the community(滑るのもコミュニティ)」「Covered by the community(伝えるのもコミュニティ)」「Inspiring the community(インスパイアするのもコミュニティ)」という4つ。フリースタイルを愛するスノーボーダーであれば、誰でもウェルカムな“ごちゃ混ぜ”が前提だ。
日本からは『SUNDAY IN THE PARK』でおなじみの西村俊貴が参加。そして、彼とともにカナダ・ウィスラーを拠点にライディングとシューティングを重ねている弊メディアの元インターン・近藤碧音も2カットを残している。幼少期からスノーボードを始めるケースが多い昨今、碧音は大学生になってからスノーボードを始めた。当然、俊貴との間には大きなスキルの差がある。だが、HALO-HALOも彼らの関係性も、そんなことはどうでもいい。ただ純粋に、フリースタイルスノーボーディングを楽しむこと。それがすべてだ。
国境も人種も、スキルの差も関係ない。雪上に立てば、すべてがフラットになる。HALO-HALOは、それを再確認させてくれるイベントだった。

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