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鎖がかけられたレールに想いと滑りを乗せて。22歳でこの世を去ったディロン・オジョを称える「OJO LEGACY RAIL JAM」
2025.07.15
彼が生きていたら、今年で30歳だった。
そんな想いとともに、カナダ・ケベック州ピオモンテで「OJO LEGACY RAIL JAM」が開催された。2018年6月29日、22歳でこの世を去ったディロン・オジョを称えるレガシーイベントだ。
会場となったのは、小規模なサマーキャンプ「AKAMP」。そこに設置された特設パークには、ダウンレールの上に鎖をかけたジブアイテムが用意された。彼が愛したストリートカルチャーとジビングの感覚を、夏の雪上でみんながシェアするためだ。
DEJA VU『ENCORE』やVANS『LANDLINE』で刻まれた彼のフッテージは、いまだ色褪せない。世界中のスノーボーダーたちが、あの時代、彼の滑りに魅了された。
だが、彼が遺したものは映像だけじゃない。こうして続いていくコミュニティそのものだ。
あの日から7年。ディロン・オジョは、いまもスノーボーダーたちの心の中で生きている。