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北欧の天才に並ぶ13歳でBSトリプル1440をメイクした山田悠翔の素顔
2017.09.04
ニュージーランドでトレーニング中の山田悠翔が、13歳という若さでBSトリプルコーク1440をメイクした。着地時にやや手をついてしまってはいるものの、これは、2017年1月末に開催されたX GAMESアスペン大会スロープスタイルで金メダル、ビッグエアで銀メダルを獲得したマーカス・クリーブランドが打ち立てた最年少記録に並ぶ快挙である。
5歳でスノーボードを始めた山田は、8歳でスロープスタイル競技の存在を知り、そのカッコよさに魅せられてのめり込んでいく。9歳で初出場したスロープスタイル大会・KANDATSU KINGのアマチュアクラスで4位に輝くと同時に、プロクラスに出場していた角野友基の生ジャンプに圧倒され、ますますスノーボードに傾倒していった。11歳でJSBA(日本スノーボード協会)公認プロとなり、現在は中学2年生。
ジャンプだけでなくジブの大会にも積極的に参加しており、2015年に開催されたSALOMON CLASSICのオープンクラス、STONP主催のZETSURINアマチュアクラスで優勝を果たしている。
また、昨シーズン大きな話題をさらった巨大ジャンプセッション、長野・HAKUBA VALLEY栂池高原で行われたHAMMER BANGER SESSIONに最年少で参加し、日本を代表するトップコンペティターたちから強い刺激を受けたことで、世界進出に向けて着実に準備を進めている。来年の平昌五輪は年齢的に厳しいが2022年の北京五輪に向けて、今後の活躍から目が離せない。