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“自由な地形”に描く、それぞれのスタイル。「HOLY BOWLY」に小畑魁士&西村俊貴らと肩を並べて弊メディアの元インターンが出演
2025.05.14
いまやスノーボードカルチャーを語るうえで欠かせないセッションイベントとなった「HOLY BOWLY」。12回目を迎えた今回は、カナダ・アルバータ州バンフからほど近いサンシャインビレッジにて、4月下旬から5月上旬にかけて開催された。
このイベントの本質は、ボウルやヒップといった地形を創造的に組み合わせた巨大な“遊び場”を舞台に、スタイルと創造力を披露するセッションにある。競技の枠にとらわれず、それぞれの個性がぶつかり合いながらも融合していく。その場の空気感、動線、スピード感すべてが一期一会であり、まさに、ライディングは表現であるという思想が体現されている。
今年のムービーで注目すべきは、いま国内外で頭角を現しつつある小畑魁士や西村俊貴らの活躍だ。彼らが堂々たる滑りを披露するなか、弊メディアの元インターン・近藤碧音(インターン活動中の記事はこちら)が出演している点も見逃せない。
碧音は大学生になってからスノーボードを始め、現在で4シーズン目。日本を離れてカナダで滑りに向き合う日々を送りながら、自らのスタイルを模索し続けている。近年のスノーボードシーンのレベルを踏まえれば、トップを目指すこと自体が無謀な挑戦にも映る。しかし彼は、その逆境にも臆することなく、HOLY BOWLYのセッションでは成果の片鱗を随所で感じさせる滑りを披露。現地の空気に自然体で溶け込み、仲間とともにセッションを楽しむ姿が印象的だった。
セッションの熱量と、それぞれの“らしさ”が詰まった今シーズンの公式ムービー。ボウルカルチャーの現在地を、ぜひその目で確かめてほしい。