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南半球から届いた朗報。ニュージーランドの山々に初雪が舞う
2025.04.12
ニュージーランドの主要スノーリゾートに、この4月、今季初となる雪が舞い落ちた。シーズン開幕にはまだまだ時間があるが、ゲレンデに白が差し込むだけで、胸の奥に眠る滑走欲は確実に目を覚ます。
今回の降雪は、アメリカのゲレンデ情報サイト「SNOW BRAINS」が伝えているもので、南島の代表的な4つのスノーリゾートで雪が観測された。トレブルコーンでは4月8日、標高の高いエリアを中心に白く染まり、スノーシーズンの気配が感じられた。同リゾートは6月27日(金)のオープンを予定している。

photo: TREBLECONE
トップ画像にあるように近隣のカードローナでも、先週にかけておよそ10cmの積雪が確認された。リフト稼働は6月14日(土)からと例年よりも早める予定。その分、シーズンインからエンジン全開で臨みたい。
さらに、クイーンズタウン近郊のコロネットピークではコロネットエクスプレスチェアリフト付近の上部斜面に、リマーカブルズでは山頂にうっすらと雪が積もった。両リゾートともに、6月14日(土)にシーズンインを迎えることになる。
ニュージーランドのスノーシーズンは通常6月中旬から10月初旬まで。南半球のもうひとつのスノーエリア、チリの山岳地帯でも、先週初雪が観測されたとの報もある。地球の裏側で始まりを告げたこの雪の連鎖が、世界中のスノーボーダーたちの心を再び雪山へと駆り立てている。
photo: Cardrona