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平昌五輪ビッグエア金メダル候補のアンナが新技CABダブル1080に成功
2017.08.31
2018年に開催される平昌五輪から新種目として採用となるビッグエアにおいて、虎視眈々と金メダルを狙う女性ライダー、オーストリアのアンナ・ガッサーがCABダブルコーク1080を成功させた。2017年1月に開催されたX GAMESアスペン大会の女子ビッグエアで優勝を果たしたヘイリー・ラングランドに次いで、2人目の成功者ということになる。
Holy smokes Anna Gasser. That’s a Cab Double 10 right there. 🔥🔥🔥 pic.twitter.com/BLRhdUfQxQ
— Burton Snowboards (@burtonsnowboard) 2017年8月29日
2013年の時点でCABダブルアンダーフリップ900をものにしていた彼女ではあるが、回転軸が異なるためダブルコークを修得するまでには時間がかかったようだ。アンナは2017年3月に行われたFIS世界選手権のビッグエアで女性初となるBSダブルコーク1080を決めて満点を叩き出しており、これで2方向のダブルコークを手に入れたことになる。
オリンピック初代ビッグエア女王の座をかけて、アンナが頭ひとつ抜きん出た格好となった。これから幕を開ける今季のコンテストシーンの動向もしっかりと見守っていきたい。
photo: Mirja Geh / Red Bull Content Pool