BACKSIDE (バックサイド)

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ショーン・ホワイトが贈る史上初のパイプリーグ戦「SNOW LEAGUE」グローバルシーズン1の中身が明らかに

2025.02.26

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すでにアナウンスされているとおり、今年3月7日(金)、8日(土)にショーン・ホワイトが立ち上げたハーフパイプのリーグ戦「SNOW LEAGUE」が、米コロラド州アスペンにて開幕する。日本からは男子は平野歩夢、戸塚優斗、平野流佳、平野海祝、重野秀一郎、山田琉聖の6名、女子は小野光希、冨田せな・るき姉妹の3名の計9名が参戦予定。決勝はヘッド・トゥ・ヘッドのトーナメント方式で行われ、各ライダーはフロント/バックサイドの両サイドからのドロップインが強いられるなど、新しいルールにも大きな注目が集まっている。
 
そしてついに、スノーボード界初のリーグ戦であるSNOW LEAGUE初年度となるグローバルシーズン1の全会場とスケジュールが発表された。世界トップクラスのハーフパイプライダー36名は、先述したアスペンを皮切り、2025年12月4日(木)〜6日(土)にかけて中国・シークレットガーデンにて2戦目が行われ、その後はミラノ・コルティナ五輪が開催されるため一旦休止。2026年2月26日(木)〜28日(土)にかけて、再びアスペンに戻りリーグ戦が再開される。シーズン1の最終戦は、2026年3月19日(木)〜21日(土)にスイス・ラークスで行われ、ここで初のSNOW LEAGUEワールドチャンピオンが決定するというフォーマットだ。
 
「SNOW LEAGUEは自分が現役時代に夢見ていたような、世界規模で統一されたリーグ戦を実現します。すでに最高のライダーたちが参加を表明しており、世界クラスのリゾートでコンテストを開催するという約束を果たしました。このスケジュールはすべてアスリートたちのことを考えて組み立てられており、これらの開催地となるハーフパイプは自分自身も長年、コンテストを楽しんできた場所ばかりです」
 
このようにショーンはコメントを寄せている。SNOW LEAGUEの競技責任者であるサンディ・マクドナルド氏は、「真の世界チャンピオンには、王者にふさわしい舞台が必要です。これらのリゾートには、業界屈指の熟練したパイプビルダーたちによって造られている世界最高レベルのハーフパイプがあります。競技レベルに適した最先端のハーフパイプを維持することに専念しているため、卓越された基準がしっかりと設けられており、まさにSNOW LEAGUEが求めているものなのです」と、各会場が世界トップのハーフパイプライダーを決定するにふさわしい舞台であると強調する。
 
出場ライダーたちは各イベントにおいて、ひとりあたり5,000ドル(約75万円)の出場報酬を得ることができ、世界チャンピオンに輝くと16万ドル(約約2,400万円)が授与される。賞金総額は160万ドル(約2億4千万円)と、これまでのスノーボードコンテストとは明らかにスケールが違う。
 
いよいよ来週、空前絶後のリーグ戦が開幕する。ハーフパイプ強国・日本だけに、楽しみでならない。
 
「THE SNOW LEAGUE シーズン1」スケジュール
イベント1 2025年3月7日(金)、8日(土)
▷場所: アメリカ・コロラド州アスペン
▷種目: スノーボード・ハーフパイプ
 
イベント2 2025年12月4日(木)〜6日(土)
▷場所: 中国・シークレットガーデン
▷種目: スノーボード&フリースキー・ハーフパイプ
 
イベント3 2026年2月26日(木)〜28日(土)
▷場所: アメリカ・コロラド州アスペン
▷種目: スノーボード&フリースキー・ハーフパイプ
 
イベント4 2026年3月19日(木)〜21日(土)
▷場所: スイス・ラークス
▷種目: スノーボード&フリースキー・ハーフパイプ

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