BACKSIDE (バックサイド)

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世界一過激なストリート大会「DIYX STRT JAM」で小川凌稀が存在感を示す

2024.11.07

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さる10月25、26日の2日間、スウェーデン・ストックホルムに世界中からストリートを生業とするスノーボーダーたちが集結。創造性豊かな破天荒ライダーとして名高いイーサン・モーガンが主宰する世界一過激なストリートイベント「DIYX STRT JAM」が開催された。
5回目を数える本イベントは、中世ヨーロッパの城を舞台として行われた前回大会とは打って変わり、ストックホルムに点在するストリートスポットが会場。ハードなセクションにケガ人が続出する中、リスクを顧みることなく自らを表現するべく、参加ライダーたちは攻めまくったようだ。トゥルース・スミス、オイヴィン・カークス、マギー・レオン、ダーシー・シャープ、ダスティ&ディロンのヘンリクセン兄弟、ヘナ・イコラ、パトリック・ホフマン、アニカ・モーガン、レン・ヨルゲンセン、パット・ファヴァ、ザック・ヘイル、カス・レメンス、ゼブ・パウエル、レネ・リンネカンガス、フリッジことフリチョフ・ティッシェンドルフ、イーガン・ウィントなど、ここでは書ききれないほどの名だたるライダーたちの熱きストリートスノーボーディングに、あふれんばかりのオーディエンスたちが熱狂している様子が映像からも伝わってくる。
こうしたフリースタイルスノーボーディングの本質を捉えた稀有なイベントに、我が日本からは小川凌稀が招待された。その凌稀を直撃すると、次のように本イベントを振り返ってくれた。
「DIYXは初参加でした。オレはインビ(テーション)されたんですけど、これまでに出場したことがあるライダーに話を聞いていると、現場に行けばなんとか参加できるみたいな感じだったので、(米野)舜士と一緒に行きました。案の定、舜士も参加することができてアガりましたね。ゼブ(パウエル)と同部屋だったんですけど別のホテルをとっていたみたいで、舜士と快適に過ごせました(笑)。ケガ人が続出して中断することも多かったですが、それくらいみんな攻めている雰囲気がめっちゃよかったです。イベント自体は夜のパーティーが中心になっているような感じで(笑)、それに合わせて日中のイベントが終わるような流れでした。強行スケジュールで参加したのでほとんで寝ていませんでしたが、時差ボケもあってか朝にはしっかり目覚めて、昼夜ともに本気で楽しむことができました」
「映像はイマイチだった」としながらも、世界中のコアスノーボーダーたちからの支持を集めているアメリカのメディア「TORMENT MAGAZINE」では、凌稀のライディング写真が2枚も使われていた。本記事のトップ画像もそうだが、ストックホルムの地で残した凌稀の生き様を紹介したい。
 

しなやかさと力強さの調和が感じられる、これぞまさしく凌稀スタイル

 
炎に包まれたジブセクションからスケートイベント、カオスなパーティーに至るまで、以下のムービーから本イベントの雰囲気を感じていただきたい。これぞまさしく、スノーボーディング本来の姿だ。

photos: Isami Kiyooka
text: Daisuke Nogami(Chief Editor)

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