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着脱がラクで足裏感覚が研ぎ澄まされる秘密兵器。BURTONからSTEP ON ESTバインディング発売
2024.10.10
1990年代、スケートボードさながらダイレクトにボードに乗ることで乗り手との一体感をより高めるため、ベースプレートをなくしたベースレスバインディングの開発が複数のブランドで急がれたが、その開発は困難を極め、一過性のブームとして消え去ってしまった。しかし2008年、BURTON(バートン)はその発想を進化させ、革新的なボードコントロールを実現させるべく、THE CHANNELとESTという独自のシステムを誕生させた。
ESTについて改めて説明すると、レール上でバインディングの幅や角度を自由かつ直感的に調整できるTHE CHANNELを搭載したボードにおいて、ベースプレートの代わりにクッション性や衝撃吸収性に優れたフットベッドを搭載することで足裏感覚がクリアになり、ボード本来のフレックスを活かしながら、よりダイレクトなボードコントロールを実現するシステム。そのESTがついにSTEP ONから登場し、10月9日より発売が開始された。
ストラップを必要としない独自の固定方法でおなじみのSTEP ONは、BURTON創始者であるジェイク・バートンがイメージした「誰もがより簡単にスノーボードを習得できるようなバインディング&ブーツのシステムを作りたい」という想いに端を発し、5年という歳月をかけて2017年に誕生した。毎年改良を重ねて進化を遂げてきたSTEP ONがESTと融合したことで、簡単に着脱できるだけでなく、最高のライディングフィールを得られるというわけ。ぜひチェックしておきたい逸品である。