BACKSIDE (バックサイド)

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賢く使えばリフト1日券より断然お得。9リゾートで使える共通時間券が枚数限定で販売開始

2024.10.02

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日本スキー場開発(NSD)のグループリゾートとアライアンスパートナーリゾート、北は宮城から南は岐阜までの9リゾートで利用できる「NSDスノーリゾート共通時間券」の販売が開始された。リフト1日券が14,500円となり、もう日本人スノーボーダーは滑れないのか?と話題を呼んだ北海道・ルスツリゾートで導入されている、あのお得な時間券と同じ仕組みである。
改めて説明すると、リフト券の種類として、1日券や半日券だけでなく、時間券があることはご存知だろう。これまでの一般的な時間券は、ランチなどで1時間休憩した場合はその1時間もカウントされていたので、実質滑ることができるのは4時間券であれば3時間だった。
しかし、この共通時間券は1時間単位でリフトやゴンドラに乗車可能。最初のゲート通過から1時間経過しても、次にゲートを通るまでは減算されない。具体的に説明すると、例えば8時30分に最初のゲートを通過したとしよう。9時30分までの1時間はリフトやゴンドラに乗り放題なので足慣らしを済ませ、9時25分にゲートを通過して仲間たちと撮影しながらゆっくり滑り下りたとする。そして、10時に再びゲートを通過した場合、9時30分〜10時までの30分間は減算されないのだ。しっかりタイムマネージメントしながら滑っていれば、減算された時間を無駄なく滑ることができ、休憩中やランチタイムも時間券の消費を気にすることなく、ゆっくりと過ごすことができるというわけ。
NSDスノーリゾート共通券は25時間券と15時間券の2種が販売され、価格はそれぞれ30,000円と22,500円。枚数限定で、25時間券は20,000枚、15時間券は10,000枚となっている。気になる9つのリゾートは、みやぎ蔵王えぼしリゾート(宮城)、オグナほたかスキー場(群馬)、川場スキー場(群馬)、鹿島槍スキー場ファミリーパーク(長野)、つがいけマウンテンリゾート(長野)、白馬岩岳スノーフィールド(長野)、竜王スキーパーク(長野)、菅平高原スノーリゾート(長野)、めいほうスキー場(岐阜)である。
すでに10月1日から発売がスタートしており、販売期間は2025年3月31日までに設定されているが、売り切れ次第終了となる。電気料金や燃料費の高騰に加えてインバウンドの拡大もあり、国内リゾートのリフト券価格は値上げラッシュが止まらない。それだけに、とてもうれしいニュースだ。気になるという方は、NSD RESORT TIME TICKETの公式サイトをチェックせよ。

text: Daisuke Nogami(Chief Editor)

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