9月30日から10月4日にかけてニュージーランド・カードローナ行われている「Cardrona NZ Freestyle Nationals」。本大会は30年以上に渡って同地で開催されている名高いコンテストで、FISのANC（Australia New Zealand Cup）に位置づけられている。ニュージーランドの国内レースとしても重要な一戦になるのだが、初日に行われたビッグエアでは男女ともに日本人が表彰台の中央を射止めた。荻原大翔と村瀬由徠だ。
2本のジャンプを行いベストポイントで争われた決勝で、大翔は2本目、自身がInstagramにポストしているようにBS1980メロンを決めて97ポイントで優勝を飾った。由徠は1本目で80ポイント台を叩き出し、2位以下と13ポイント以上の差をつけての圧勝。10月18日（金）、19日（土）にスイス・クールで行われるワールドカップ・ビッグエア初戦に向けて、弾みとなった。