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日本のスノーパーク発展を目指す会合「リーダーズサミット」潜入記

2017.08.04

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さる7月31日、全日本パーク管理協会主催による「第2回リーダーズサミット」が東京・池袋にて行われ、全国各地からパーククルーが集結した。このリーダーズサミットとは、スノーパークを管理する現場のクルーによる交流会であり、情報共有はもちろん、ディガーの地位向上やパークのルール策定、呼称の統一などについて議論していこうというもの。これまでのパーク造成や管理などについては、各ゲレンデや各クルー主導によって点で行われてきたわけだが、それらを線で結ぶことによりさらなるパークの発展を目指すという初の試みである。同協会の代表理事を務める谷部勝彦氏の音頭により、こうした機会が設けられた。
 

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昨年末に新潟・湯沢で行われた第1回に引き続き、2回目の開催となった今回。北は北海道から南は兵庫までの17ゲレンデからクルーが集まり、第1部では協会設立の意義を確認し合い、また、スノーパークを訪れたユーザーの8割がリピートしていないという現状を踏まえ、底上げするための問題点や対策の必要性が議論された。第2部ではスノーパークのルールや規則、呼称などについて話し合われ、「スノーパークに掲げる注意書き」「スノーパークで守りたい10箇条ルール」「アイテムの表記の仕方」について、あらゆる角度からディスカッション。特に10箇条ルールについては忌憚なき意見が飛び交い、白熱の様相を呈していた。
 

KEIJI

パークプロデュースにも力を入れているライダーの岡本圭司も参加

 
すべてはスノーボーダーに安全かつ楽しく遊んでもらいたいという、パーククルーたちの強い想いの表れなのだろう。次回は「クルーの資格内容」「コース名称やパークに必要なサービス」について意見交換が行われるそうだ。こうした議論を重ねていくことで、日本のスノーパークが発展していくことを願いたい。

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