BACKSIDE (バックサイド)

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カナダからオーストラリアへ渡るも悪天候で1日しか滑れなかったマクモリス兄弟の一日

2024.09.18

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今シーズンのオーストラリアは超雪不足に苦しめられた。日本でいうところの3月中旬にもかかわらず、ほとんどのリゾートがクローズに追い込まれている。世界中のトップライダーたちをスレドボに招いて行われたパークセッション「THE STOMPING GROUNDS」も悪天候に見舞われ、予定よりもスケジュールが大幅に短縮されてしまった。ハーフパイプのトレーニングで訪れていた平野歩夢は、雪上に3日しか立てなかったのだと言っていた。
しかし、それ以上に悪いタイミングで渡豪してしまったのは、3大会連続オリンピックメダリストであるマーク・マクモリスと、その兄・クレイグのふたり。遠路はるばるカナダから訪れたものの、なんと、たった1日しか滑ることが許されなかったようだ。マークについては当然ながらSTOMPING GROUNDSのインビテーションライダーに名を連ねていたので、残念ながら参加できなかったということなのだろう。現在もギリギリの状態で営業を続けているペリッシャーに両名は足を運んだ。
ひさしぶりのライディングだったためか、クレイグはジブのランディングでコケまくり(笑)。「(コケまくったので)身体が痛いよ。でも、全力で頑張ったことが重要なのさ」とムービー内でコメントを残している。リアルな練習シーンの生動画なので、トッププロに対して親近感がわいてくるかもしれない。
対するマークは、「今日はなんて日だ」と笑いを誘うも、いろいろなライダーたちと会うことができたいい時間だったと、たった一日ではあるが、オーストラリアでのライディングを噛み締めていた。

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