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滑り手と「冬を守る」ために。POW代表の小松吾郎が気候変動について対話するべく全国行脚
2024.08.30
2007年、バックカントリーを主戦場とするプロスノーボーダーのジェレミー・ジョーンズが、自身のフィールドである雪山に対して気候変動が与える影響の大きさに危機感を覚え、仲間たちとともにPOW(Protect Our Winters)を発足。現在13カ国にその拠点を広げており、2019年から日本でも活動をスタートさせている。「アウトドアアクティビティに情熱を注ぎ、そのフィールドやライフスタイルを気候変動から守るために行動する仲間たちの力になる」というミッションを掲げ、その名のとおり私たちが愛する冬を守るべく尽力している団体だ。
そのPOW JAPAN代表理事を務めるプロスノーボーダーの小松吾郎が、8月末から11月にかけて、北海道や東北、関東、長野、新潟、岐阜などにおいて、気候変動学習プログラム「HOT PLANET COOL ATHLETS(以下、HPCA)」の講演と、参加者である滑り手と対話するべく全国行脚を行う。HPCAとは本来は中高生に向けた環境教育プログラムなのだが、今回のツアーでは滑り手向けの内容に変更してお届けする。気候変動や政治についてなど、様々な人々の考えに寄り添いながら、それぞれの想いや価値観を尊重したうえで「冬を守る」「気候変動を解決する」というゴールに向かってともに歩んで行くことを目的に、この全国ツアーを開催するに至った。
詳細については、POWの公式ページをご覧いただきたい。全会場、事前予約などは不要。各会場へ直接足を運び、未来の子供たちに美しい雪山を残すために考えを巡らせてほしい。