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ラニーニャ現象は秋に発生。24-25シーズンインまで継続する確率は74%と米海洋大気庁が予測

2024.08.13

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米海洋大気庁(NOAA)の最新情報によると、7月の時点では8〜10月にかけてラニーニャ現象の発生確率を70%としていたが、9〜11月に66%の確率で発生し、その後、24-25シーズンにかけて(11〜1月)継続する可能性は74%と発表した。英語になるが、ご興味のある方は、NOAAの公式ページでもご確認いただきたい。
さらに、NOAAが配信しているENSO(エルニーニョ・南方振動)ブログの記述を見ていくと、現在の海面水温は高温だが、熱帯太平洋の表層から300m以下の水温は平均以下とのこと。これが、今年後半に発生すると予測されているラニーニャ現象の原動力のひとつになるとしている。加えて、貿易風がやや強まっていることから、ラニーニャ現象への移行は当初の予想よりも遅れているものの、今秋には発生する可能性が高いのだと、予測している根拠を示した。
気象庁の予想は現時点で発表されていないので、もう少し後になりそうだ。NOAAの次回の予測はアメリカ時間の9月12日(木)に予定されている。昨シーズンはエルニーニョ現象の影響によりシーズン前半は苦しめられただけに、気になって仕方ないというスノーボーダーも多いはず。続報をお待ちいただきたい。

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