北海道の内陸部に位置する道北エリアの冬は気温が低く、海からの距離もあるため、水分量が少ない極上のドライパウダースノーが舞い落ちることで世界的にも有名だ。“北海道の屋根”と呼ばれる大雪山エリアなど、南北に200kmに渡る「北海道パウダーベルト」にはいくつものゲレンデが点在しており、天候や風向きなどにより、その日のベストコンディションを選択できる。
本州以南のスノーボーダーにとっては信じられないほどウルトラライトな雪質を存分に楽しんでもらいたいという思いから、北海道の大地を感じるネイチャーワンダーリゾートとして知られる「星野リゾート　トマム（以下、トマム）」と、道北の中心地・旭川を楽しみ尽くす“街ナカ”ホテル「OMO7旭川 by 星野リゾート（以下、OMO7）」がキャンピングカー株式会社と共同で「北海道パウダーベルトをめぐるキャンピングカープラン」を企画。8月1日から販売が開始された。
なぜキャンピングカーなのかと言うと、先述したように、天候に合わせてパウダースノーを自由気ままに追いかける旅をしてもらいたいから。ホテル運営を行う星野リゾートがあえてホテルに泊まらせないプランを提案しているのだから、その本気度がうかがい知れる。本プランで用意されているキャンピンカーは、専用の就寝スペースや対面式のテーブルが完備されており、移動中や滞在中でも十分にくつろげる空間を確保。エンジンを止めていても使えるFFヒーターや換気扇が装備されているため、北海道の凍てつく寒さの中でも安心だ。そのうえで、キャンピングカーが初めてという方でも扱いやすい車両を用意。普通免許で運転できる。
 

快適な車内で翌朝のパウダー攻略ルートを確認したりなんかして

 
さらに、トマムとOMO7の施設を利用することができるという特典も。トマムでは朝食ビュッフェや日本最大級のインドアウェーブプール、駐車場を、OMO7では朝食ビュッフェやサウナ、無料のワックスサービス、乾燥室を予約なしで利用することができるのだ。
そして、もっとも肝心なリフト券だが、北海道パウダーベルトの中でも名高いトマム、富良野、カムイスキーリンクスの3つのスノーリゾートを楽しめる「北海道パウダーベルトパス5日券」が本プランに含まれている。利用期限は発券から10日間で、滑走するリゾートを選択して5日間ライディングすることが可能だ。
気になる料金はこれらがすべて込み込みで、1台あたり4泊5日で215,300円から。下記に概要を記すが、さらに詳細を知りたいという方は公式サイトをご覧いただきたい。
ラニーニャ現象が発生する確率が高まっており、豊富な降雪に恵まれそうな予感も高まる24-25シーズン。今からしっかり計画を練っておこう。
 
「北海道パウダーベルトをめぐるキャンピングカープラン」概要
▷販売期間: 2024年8月1日〜2025年3月21日
▷利用期間: 2024年12月21日〜2025年3月31日
▷料金: 215,300円〜（4泊5日、1台あたり、税込）※料金は時期や利用日数、利用人数により異なる
▷内容: キャンピングカー1台（車種: Robinson771かRobinson106）、エコノミー補償、スタッドレスタイヤ、ETCカード（海外在住の方のみ）、北海道パウダーベルトパス5日券、（以下、トマムでのサービス）朝食2回、ミナミナビーチ・木林の湯2泊分、アメニティ、（以下、OMO7でのサービス）朝食2回、サウナ プラトー2泊分、OMO WAX BARとスキー乾燥室の利用、アメニティ
▷対象: 7歳以上
▷予約方法: 公式サイトにて3日前まで受付
▷定員: 4名
※車両の受け取り、返却はキャンピングカー株式会社の新千歳営業所
※6歳以下は無料（4〜6歳は朝食のみ追加料金）