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ESPNが「21世紀の偉大なオリンピック選手トップ25」を発表。スノーボーダー3名がランクイン

2024.08.01

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アメリカのスポーツ専門メディア「ESPN」が発表した「21世紀の偉大なオリンピック選手トップ25」に、スノーボーダー3名がランクインした。ハーフパイプのショーン・ホワイトが7位、同クロエ・キムが12位、スノーボードクロスのリンゼイ・ジャコベリスが20位という結果だ。
1998年の長野五輪でオリンピックデビューを飾ったスノーボードは、当時のハーフパイプ王者だったテリエ・ハーカンセンのボイコットがあった影響で不穏な空気が流れていたが、その大会は対象外。2002年に開催されたソルトレイクシティ五輪以降でランキングされている。21世紀に入ってからスノーボードはオリンピックスポーツとして定着した、そう言って過言ではないため、リアルな結果として受け止めていいだろう。
2006年トリノ、2010年バンクーバーと連覇を果たし、2018年平昌で平野歩夢との激闘の末に王者に返り咲いたショーンは、「X GAMES」で15個のメダルを獲得した結果も含めて、スノーボードをスポーツとして大きく前進させた立役者だ。ランクインは当然の結果と言える。

2018年平昌、2022年北京で連覇を果たしたクロエは、それ以前にも13歳で最年少のX GAMES女性メダリストに輝くなど、若年層に対してスノーボード競技の可能性を大きく広げた。まだ24歳のクロエは、2026年のミラノ・コルティナ五輪でスノーボード界では前人未到の3連覇を狙う。
2006年トリノのスノーボードクロス決勝でトップを独走していたリンゼイは、ゴール直前のギャップでメソッド・トゥイークを繰り出してヒールエッジ着地となり転倒、金メダルを逃して銀メダリストに陥落した。18年前の話だがインパクト絶大だったので、記憶に残っているという読者諸兄姉も多いことだろう。彼女はその後、5度オリンピックに出場しており、2022年北京では念願の金メダリストに輝いた。加えて、同五輪のスノーボードクロス混合団体でも金メダルを獲得している。
そのほか、日本人では9位に体操の内村航平、10位にフィギュアスケートの羽生結弦がランクイン。すべての結果については、ESPNのホームページでご確認いただきたい。

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