昨シーズンとは比にならないほど残雪に恵まれている米オレゴン州マウントフッド。標高3,429mを誇り、まるで富士山かのような円錐形の姿から、日系人には“オレゴン富士”と呼ばれ愛されている山だ。フッドに位置するティンバーラインではHIGH CASCADE SNOWBOARD CAMP（HCSC）が開催されており、その4週目、7月7〜13日にかけてVANS（ヴァンズ）のシグネチャーセッションが行われた。
昨シーズンはスーパーパイプ1本のみ開放されていたが、現在はスーパーパイプ1本とミニパイプ2本が完備されており、特にミニパイプは整備が行き届いていてコンディションは上々のようだ。VANSライダーはもちろん、ベン＆ゲイブのファーガソン兄弟や、前セッションのBURTONウィークに引き続き、我らが片山來夢がスタイリッシュなライディングを披露。ミニパイプが盛り上がりを見せている。近年、アメリカではミニパイプが流行していることをご存知だろうか？ 興味のある方は、こちらの記事をご参照いただきたい。
8月上旬まで続く、残りのセッションも大いに期待できそうだ。日本ではオフトレ施設が充実していることに加えて、現在は円安が加速しているため海を渡るスノーボーダーは少ないが、本ムービーを観てサマーキャンプの空気感を感じてもらいたい。