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世界最大の室内ゲレンデで開催されるスロープスタイル大会に角野友基ら参戦
2017.07.17
中国・ハルピンにオープンした世界最大を誇る室内ゲレンデ・万達スノーパーク(WANDA SNOW PARK)の様子については先日お伝えしたが(記事はこちら)、本記事では7月22日(土)、23日(日)に開催されるスロープスタイルの国際大会「BANANA OPEN」についてお届けしたい。
招待ライダーたちの名前を耳にすれば、その大会規模がイメージしやすいだろう。スロープスタイルの強豪国・カナダからは、マイキー・シサレリ、ダーシー・シャープらが、アメリカからはブランドン・デイビス、ニック・バーデンらが、フィンランドからはローペ・トンテリ、そして日本からは角野友基、宮澤悠太朗、大塚健といった豪華面々が参戦するのだ。
BANANA OPENを主催するBANANA PROJECTのウィンタースポーツ事業部ディレクター、リ・ウェイ氏は、今大会について次のように語ってくれた。
「2022年の冬季オリンピック開催地が北京に決定してから、中国国内でウィンタースポーツに対する注目度がすごい勢いで高まり、特に若者の間で絶大な人気を誇るフリースタイルスノーボーディングが熱いです。こうした状況の中であらゆる企業からスポンサードしていただき、今年2月に中国東北に位置する万達長白山スキーリゾートで第1回目となるBANANA OPENを開催しました。今回は2回目の開催となり、大会会場はオープンしたばかりの世界最大を誇る室内ゲレンデです。BANANA PROJECTはエクストリームスポーツの国際大会を企画・運営しており、その中でもフリースタイルスノーボーディングをもっとも重視しています。世界でも通用する日本人の有名ライダーたちに出場していただけることをすごくうれしく思いますし、まだまだレベルの低い中国人ライダーにとってもいい刺激になることは間違いないです。中国のスノーボーダーはもちろん、まだスノーボードのことがよくわからない人たちにも大会を観ていただくことを通じて、よりフリースタイルスノーボーディングに興味を持っていただけることを大いに期待しています」
中国スノーボードシーンの盛り上がりは、我々の想像以上なのかもしれない。優勝賞金は2万ドル(約225万円)。時代は違えど、2008年まで東京ドームで行われていたX-TRAIL JAMより高額だ。室内ゲレンデで行われる本格的なスロープスタイル大会は世界初となるだけに、注目したい。