米オレゴン州マウントフッドの夏の風物詩と言えば、氷河を利用して行われるサマーキャンプだ。かつて日本に代理店があったこともあり、多くの日本人スノーボーダーたちがHIGH CASCADE SNOWBOARD CAMP（以下、HCSC）に参加していた。オフトレ施設の普及に伴って夏に海を渡る日本人スノーボーダーは激減したが、北米を中心に今も昔も多くのライダーたちが一堂に会し、リアルなフリースタイルカルチャーが脈々と受け継がれている。
それは、各ブランドがチームライダーたちを招いてキャンパーである一般スノーボーダーたちと一緒に滑るシグネチャーセッションが、HCSCの目玉コンテンツとして存在しているからだ。セッション1はショーン・ホワイト率いるWHITESPACE（ホワイトスペース）が担当し、続けざまに6月23〜29日にCAPITA（キャピタ）＆UNION BINDING COMPANY（ユニオン バインディング カンパニー）の合同セッションが行われた。そのリキャップムービーをご紹介したい。
マイルズ・ファロンやベニー・マイラム、オースティン・ヴィズらCAPITAチームの中心人物から、トップ画像を飾った若手カナディアンのトゥルース・スミスら、それぞれが個性あふれるライディングスタイルを披露している。こんな空気感の中、ライディングに明け暮れてみたいものだ。