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シーズン開幕から1週間が経過したニュージーランドは南米の1/10程度の積雪量
2024.06.23
この1週間でいくつかのゲレンデがオープンしたニュージーランドだが、まだまだ本格シーズンにはほど遠いようだ。全体的に積雪量はまだまだ少ないと、アメリカのゲレンデ情報サイト「SNOW BRAINS」が報じた。
オタゴ地方でオープンしているコロネットピークとリマーカブルズは30cm、カードローナは40cmの積雪量。カンタベリー地方に位置するマウントハットはもっとも積雪量が多いのだが、45cmとスロースタートの状況のようだ。
「日本でいう12月に4m以上の積雪があるのにオープン延期の衝撃。南米の今を知る」と題した記事を弊ウェブマガジンで配信したのだが、南米とは状況がまったく異なる。およそ10分の1の積雪量だ。この大差は、いわゆる気候変動によるものなのか。
今後、ニュージーランドに寒気が襲来するとの予報も出ているようなので、コンディションが整うことを日本からも祈りたい。
photo: Cardrona Alpine Resort