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バックカントリーで1,118回のジャンプ&クリエイティブなボウルが融合したDIYセッション
2024.05.22
米ワシントン州マウントベイカーと言えば、フリースタイルシーンの礎を築き上げたと言って過言ではない伝説のライダー、故クレイグ・ケリーのホームマウンテンであり、そのバトンを受け継ぎフリースタイルスノーボーディングが市民権を得ることになる90年代初頭に大活躍した元祖ムービースター、マイク・ランケットやジェイミー・リンらが育った山でもある。また、1985年から「LEGENDARY BANKED SLALOM」が行われるなど、スノーボーダーの聖地と言って間違いない山だ。
そのベイカーでは毎年春になると、バックカントリーにステップアップキッカーを作りジャンプセッション「SESHUP」が90年代後半から行われている。そして、コロナ禍に誕生した「BRAIN BOWL」は手掘りで作られる、さながら雪上のスケートパーク。このふたつのイベントが5月中旬に同時開催されるようになり2年目を迎えると、イベント期間中に太陽フレアに起因するオーロラが出現するというミラクルが起こった。まるで、この共催を祝福するかのように。
そして、SESHUPでは過去最多となる1,118回ものジャンプが繰り出されたと、本イベントのサポートメディアである「THE SNOWBOARDER’S JOURNAL」は報じている。さて、そのイベントの中身とは?