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ヴァレンティノ・ギュゼリがハイエストエア世界記録を出したときのアプローチ速度は何km?
2024.05.15
スイス・シルトホルンで行われていた「SWATCH NINES」のヒップでオーストラリアの19歳、ヴァレンティノ・ギュゼリが11.5mのハイエストエア世界記録を樹立したというニュースは弊ウェブマガジンでもお届けした(記事はこちら)ので、記憶に新しいことだろう。では、そのときのアプローチスピードは、いったい何km出ていたのか?
動画のタイトルになってしまっているのでクイズにならないが、答えは87kmだ。近年はアプリを利用して自身のライディング速度を計れるだけに、このスピードを出せるという一般スノーボーダーも少なくないだろう。しかし、時速87kmも出しながら特大ヒップと対峙していることを踏まえれば、やはり常軌を逸していることが理解できるはず。
トランジションの大きさが巨大であることは言うまでもないが、上り始めてからテイクオフの瞬間までに40kmも減速してしまうということがわかる貴重な動画でもある。ヒップやハーフパイプで高く飛びたければ、やはりハイスピードで突っ込める勇気とスキルが必要になる、ということだ。