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4月下旬なのにまるでトップシーズン。季節外れの大雪で米ゲレンデが営業延長
2024.04.30
4月27、28日の週末、米コロラド州カッパーマウンテンで15インチ(約38cm)の降雪に恵まれたと、アメリカのゲレンデ情報サイト「SNOW BRAINS」が報じている。4月下旬としては異例のことで、この週の合計積雪量は21インチ(約53cm)となった。
季節外れの大雪により正式なクローズ日はなくなり、コンディションが許すかぎりリフト運行を続けるとのこと。ここ日本ではGWまで営業しているゲレンデが各地にあるわけだが、この時期に50cmの積雪に恵まれてクローズ日が延長されることは想像できないだけに、とてもうらやましいニュースだ。
カッパーマウンテンといえば「DEW TOUR」の開催地として知られ、平野歩夢がスーパーパイプ競技で2連覇を飾ったリゾートである。スーパーパイプやパークのクオリティが非常に高いため、日本人コンペティターを含めた世界中のアスリートたちが足繁く通う。そのスーパーパイプやパークは、現在も営業中だ。
ちなみにリフト1日券の金額だが、価格変動制が導入されているためピーク時の料金が259ドル(約40,400円)のところ、現在は99ドル(約15,400円)なのでアメリカ人にとってはとてもお得に感じられるだろう。しかし今シーズン、日本では北海道・ルスツリゾートのリフト1日券が国内初となる大台突破の11,500円で話題を集めたことは記憶に新しい。円安の加速により、その格差は広がるいっぽうだ。