BACKSIDE (バックサイド)

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4月下旬なのに欧州アルプスは大雪に見舞われ3日間で積雪1mを記録するリゾートも

2024.04.27

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昨年4月は深刻な雪不足に悩まされていたヨーロッパアルプスだが、今年は4月下旬だというのに、豊富な降雪に恵まれていると、イギリス最大手のスキーメディア「IN THE SNOW」が報じた。
その中身を見ていくと今週の初め、オーストリア・チロル地方に位置するスチューバイ氷河で1m以上の降雪に恵まれ、現在ヨーロッパでもっとも多い5.65mの積雪を記録している。さらに、スイス・エンゲルベルクでは72時間でおよそ1mの降雪を観測。SNSでは7日間で2mの新雪があったことをPRしている。
アルプスではおよそ30箇所のスノーリゾートが4月いっぱいまで営業しており、そのうちの約半数が5月まで営業を予定している。日本では3月上旬から下旬にかけて降雪に恵まれたが、2月はほとんど降らなかった。ヨーロッパも暖冬に苦しめられていたようなので、エルニーニョ現象が終息して平常時に移行した証なのだろうか。詳細については、こちらの記事「来冬にラニーニャ現象が発生する確率は約85%とアメリカ海洋大気庁が予想」をご一読いただきたい。
 

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