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社会貢献活動に励むアスリートを称える「HEROs AWARD」でスノーボーダーの荒井“DAZE”善正が受賞

2023.10.27

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アスリートとともに社会課題解決の輪を広げていくことを目的とした「HEROs ~Sportsmanship for the future~」を日本財団が推進しており、その取り組みのひとつとして、アスリートやスポーツに関する社会貢献活動の優れたロールモデルを表彰する「HEROs AWARDS」が毎年行われている。過去にはマラソンの有森裕子氏やサッカーの本田圭佑氏などが受賞している栄えある賞なのだが、7回目を数える今年、プロ野球の和田毅選手や北海道日本ハムファイターズ、アディダスジャパンなどと肩を並べて、毎年11月に東京・渋谷の代々木公園に雪を降らせ「東京雪祭SNOWBANK PAY IT FORWARD(以下SBPIF)を主催しているDAZEこと荒井善正が受賞した。スノーボーダーとしてはもちろん、ウィンタースポーツ界にとって初の快挙だ。
DAZE自身が100万人にひとりと言われている難病を骨髄移植で克服した経験をもとに、骨髄バンクや献血の啓蒙活動が目的のチャリティイベントとしてSBPIFをこれまで、12回に渡って行ってきた。今年も11月11(土)、12日(日)に代々木公園で開催する。「楽しいから始まる社会貢献」をテーマに掲げ、いまやジバーたちの登竜門と化しているストリートスノーボーディングのジャムセッションが行われ、ほかにも音楽・トークイベントなどで多くのオーディエンスを巻き込み、これまでに累計1万人以上のドナー登録・献血実績を誇る活動にまで成長している。
「今回はスノーボーダーとしてHEROs AWARDという名誉ある賞をウィンタースポーツ界として初受賞できたことは、とても光栄です。これも13年間力を貸してくれたライダー、ボランティア、メディア、スポンサーなど、関わるすべての人々の活動が社会に評価された結果であり、スノーボードに命を救われた自分としてはスノーボードの素晴らしさを社会に知ってもらえたのではないかと思い、とてもうれしい気持ちです。ただ、SBPIFは社会に認められるためにやっているわけではなく、『すべての患者さんが治療のスタートラインに立てる社会』を創り、スノーボードのカッコよさや素晴らしさを知ってもらう場を創るためにやっているので、そのすべてが解決されるまで続けたいと思います。11月11、12日のSBPIFをみんなで創り上げていきましょう!」
今般の受賞について、DAZEはこのように力強く語ってくれた。
12月には授賞式を開催し、各受賞者の表彰を行うほか、アスリートやスポーツ業界関係者が一堂に会して活動の輪を広げていくということだ。まずは11月、SBPIFに参加してDAZEの想いを感じとってほしい。
 

「HEROs AWARD 2023」の受賞者たち

 

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