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スロープスタイル&ビッグエアのアメリカチームが南半球でトレーニング
2023.09.17
世界中のスノーボーダーたちがオセアニアに集結している。今シーズンの南半球は雪不足に悩まされながらも、ニュージーランド・カードローナのビッグキッカーで日本人ライダーたちが躍進。村瀬心椛がBSトリプルコーク1440を、長谷川帝勝がCAB1980をそれぞれ世界で初めて成功させ、大きな話題を集めた。
オーストラリア・スレドボも同様に雪が少ないわけだが、毎年秋にスイス・サースフェーで行われる「STOMPING GROUNDS」のディレクター、チャールズ・ベッキンセイルが手掛けた巨大キッカーが出現。このハイクオリティなキッカーを求めて多くのクルーが世界中から訪れており、スロープスタイル&ビッグエア強国、アメリカチームの姿もあった。レッド・ジェラード、ブロック・クラウチ、ルーク・ウィンケルマン、ショーン・フィッツシモンズ、ジェイク・キャンター、ダスティ・ヘンリクセン、ルーカス・フェリー、ヘイリー・ラングランド、ジュリア・マリノといった錚々たるメンバーだ。トレーニングとタイトルには綴ったものの、アイキャッチ画像にあるような得点にはならないクリエイティビティ全開な滑りを披露したり、オフスノーはスケートボードに興ずるなど、アメリカらしい合宿の中身が伝わってくる。
FIS(国際スキー・スノーボード連盟)ワールドカップのビッグエアが10月に開幕する。最終調整を行っている彼らの動向をチェックしながら、コンテストシーズンのスタートを待ちたい。