BACKSIDE (バックサイド)

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“グッチゴースト”の異名を持つトレバー・アンドリューがディズニー100周年コラボに参加

2023.08.21

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長野、ソルトレイクシティ五輪ハーフパイプに2大会連続出場し、その後、ABSINTHE FILMSの映像作品に出演するなど、プロスノーボーダーとして活躍したトレバー・アンドリュー。ヘッドフォンを装着し、巨大エアやオリジナリティあふれるライディングスタイルで、世界中のスノーボーダーを魅了した。彼の名を知っているベテランスノーボーダーが多いことは言うまでもないが、アーティストとしてその名を聞いたことがあるという感度の高い読者もいるかもしれない。
弊ウェブマガジンでも以前記事にしているのだが、引退後は「Trouble Andrew(トラブル・アンドリュー)」として音楽活動をスタートした後に、アーティストとしての才能が爆発する。GGロゴを用いた自身の作品を描いたシーツを被り、「グッチゴースト」に扮したことを契機に、そのロゴを使ったグラフィティなど、GUCCI(グッチ)というブランドにストリートマインドをミックスした作品を作り続けた。それがGUCCIのクリエイティブ・ディレクターのお眼鏡に適い、2016年秋冬コレクションから老舗ファッションブランドとストリートアートのコラボレーションが始まったのだ。
前置きが長くなってしまったが、そのトレバーが今年10月に100周年を迎えるディズニーとコラボレート。まずは、すでにH&M(エイチ・アンド・エム)より発売されている「Disney 100 × H&M」だ。トレバーが再構築したディズニーのキャラクターがデザインされたコラボレーション・コレクションとなっている。
さらに、100周年を記念したクリエイティブキャンペーン「Creat 100」がスタートしており、重篤な病気を抱える子供たちの夢をサポートする団体「メイク・ア・ウィッシュ」を支援するために、各分野で活躍するクリエイターが集結。ビヨンセやクリスチャン・ルブタン、ジョバンナ・エンゲルベルトら名だたるクリエイター、そして、adidas(アディダス)やCOACH(コーチ)といった大手ブランドが参加する中、トレバーも名を連ねているのだ。
「オレは最近、Disney 100のために特別なアートコレクションを制作し、オークションに出品したんだ。すべての収益はメイク・ア・ウィッシュに寄付されるよ。このような素晴らしい取り組みに参加できて、大変光栄で身が引き締まる思いだね」と、トレバーは自身のSNSでコメントしている。
ハイファッションとストリートを融合させるだけにとどまらず、世界中の人々から愛されるディズニーとのコラボレートを実現しているトレバー。スノーボーダーの誇りだ。
 

 

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