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スノーボーダーの聖地 マンモスマウンテンが史上3度目となる8月まで毎日営業継続
2023.07.25
角野友基や平野歩夢ら多くの日本人トップライダーたちが参戦して話題を集めた「WORLD QUARTERPIPE CHAMPIONSHIPS」(記事はこちら)の開催地である、米カリフォルニア州マンモスマウンテン。6月にこの巨大クォーターパイプイベントを開催できるのだから、豊富な残雪に恵まれていることは理解できるだろう。春先になると多くのコンペティターたちが世界中から集結することからも、スノーボーダーの聖地として知られている。
トップシーズンはもちろん豊富なパウダースノーを堪能できるわけだが、22-23シーズンは稀に見る記録的な豪雪に見舞われて900インチ(約23m)近い積雪を記録。現在も5フィート(約1.5m)ほど残雪があることから、69年の歴史で3度目となる8月までの営業継続を決めた。しかも、午前中のみではあるが毎日営業である。ちなみに8月まで営業した過去2シーズンは、1995年と2017年だった。
日本の環境では想像し難いが、昨年11月にオープンしたゲレンデが現在も営業中なので約9ヶ月間、スノーシーズンが楽しめるということだ。そして3ヶ月後には、新たなるシーズンが開幕する。
もちろん筆者(編集長)も訪れたことがあるのだが、近年はUSSA(米スキー&スノーボード協会)の公式トレーニング場として指定されていることから、世界最先端のインフラを誇る。一度は訪れていただきたい世界最高峰のスノーリゾートのひとつだ。