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滑走スキルや人種の壁を越えてひとつになった真夏の美セッション「HALO-HALO」
2023.07.21
7月8、9日に米オレゴン州マウントフッドで行われたイベントのネーミングに採用された「HALO-HALO(ハロハロ)」とは、フィリピンを代表する夏のデザートを指す。タガログ語で“ごちゃ混ぜ”という意味を持つだけに、かき氷の上にかかったトロピカルフルーツやナタデココ、アイスクリームなどを混ぜて食べることで知られている。
「HOLY BOWLY」でおなじみのSNOWBOY PRODUCTIONSが主催する本イベントは、ハロハロのように、プロからアマチュアスノーボーダーまで幅広くカバーしており、その中に、業界のリーダーがいればパークオペレーターやディガー、映像作家や写真家、青少年支援団体などが一堂に会し、BIPOC(黒人、先住民、有色人種)の声を結集してパークが造られた。
有名ライダーとして、マイルズ・ファロン、ゼブ・パウエル、LJエンリケスらが参加。しかし、本イベントでライディングスキルは関係ない。白人以外のスノーボーダーたちがひとつになり、本気でライディングを楽しみ、スノーボードコミュニティを醸成しているのだ。