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表現と競技を両立させる稀有な存在 レネ・リンネカンガスら芬蘭ライダーたちの夏
2023.07.14
タイトルに疑問を持たれた読者諸兄姉もいると思うので説明しておくと、芬蘭とはフィンランドの漢字略称である。2002年に開催されたソルトレイクシティ五輪にモヒカンで登場(当時はヘルメット着用の義務がなかった)し世界中で話題を集めたヘイキ・ソーサを筆頭に、エーロ・エッタラやアンティ・アウティなどの大物ライダーを輩出してきたフィンランド。
現在、芬蘭を代表するライダーと言えば間違いなく、レネ・リンネカンガスだ。ビッグエアで1980を完璧に操ったかと思えば、ストリートでは類稀なる表現力で観る者を魅了する。表現と競技を高次元で両立させる、稀有なライダーだ。
そのレネを中心に、フィンニッシュライダーたちによる真夏のオンスノーセッションが公開されたのでお届けしたい。レヴィスキーリゾートで行われた「MID SUMMER JAM」である。3回目を数える本イベントは、6月23〜25日の3日間に渡って開催された誰でも参加可能なフリーイベント。レヴィサウスパークが手掛ける残雪を利用した数々のセクションでスタイリッシュなライディングを披露し、オフスノーも満喫したようだ。
夏でも世界中でフリースタイルスノーボーディングを楽しんでいるスノーボーダーたちがいる。弊ウェブマガジンでは“一生涯スノーボーダー”たちに向け、真夏でもスノーボード情報を発信していく。