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ノルウェーの残雪でトップライダーが飛びまくりウォーターライドに興じた4日間
2023.06.26
シーズンインしたばかりの南半球が盛り上がり始めているこの時期、北半球の世界各地では氷河や残雪を求めて滑り続けているスノーボーダーたちがたくさんいる。本記事では多くのトップライダーを輩出している、ノルウェーの初夏の楽しみ方をお届けしたい。
ノルウェー中部のハウケリに、モンス・ロイズランド、ベネディク・イエルダーレン、フリチョフ “フリッジ” ティッシェンドルフ、マーカス・オリムスタッドらが訪れ4日間に渡ってキャンプをしながら、ライディングに明け暮れた。ハウケリについて簡単に説明しておくと、オスロの南西部に位置するヴェストフォル県の一部であり、ウィンタースポーツが盛んなエリア。内陸のため夏場でも涼しく日中は気温が上がることもあるが、夜間には冷え込むことが多い。ハウケリは氷河エリアではないが、雪が長く残るエリアなのだ。
この冬は長く、とても素晴らしいスノーシーズンだったとハウケリの山岳ロッジのSNSで綴られていることからも、残雪が豊富なのだろう。欧州を代表するトップライダーたちはスタイリッシュなジャンプで空中遊泳を楽しみ、ロードギャップでもクリエイティブなトリックを繰り出し、さらにはウォーターライドに至るまで遊び尽くした。
アメリカではサマーキャンプが始まっているが、ノルウェーではこのようにして初夏のフリースタイルスノーボーディングを楽しんでいる。