BACKSIDE (バックサイド)

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「CALM」を手掛ける平岡卓が同じくライダーズブランドの「UKIYO」に加入

2023.06.25

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2021年6月24日、CALM ORIGINALS(カーム オリジナル)のInstagramがローンチ。2014年のソチ五輪ハーフパイプで日本人スノーボーダーとして初となるオリンピックメダルを獲得した平岡卓が、本格的に始動した。
 
あれから2年の月日が流れた6月23日、相澤亮と長澤颯飛による同じくライダーズブランドのUKIYO(浮世)に卓が加入したことがInstagramで発表され、話題を集めた。どのような経緯で加入することになったのか、卓を直撃。すると、彼らしい熱い言葉が返ってきた。
 
「UKIYOについてはデザイン性も高くて、アメリカを中心とした本場のカルチャーをリスペクトしながらも、日本人としての誇りを持っているブランドだと思っていました。
 
加入した理由としては、いい感じのグローバルブランドはたくさんあると思うんですけど、それを輸入している日本の会社でイケてるところは少ないと思っていて。実際にほかのブランドとも話はあったんですけど、やはりあまり理解してもらえずいい話ではなかったので、それやったら日本のライダーズブランドに乗って、日本のスノーボードシーンを盛り上げていきたいと思って決めました。もちろん、亮と颯飛がやっているからっていうのと、めちゃくちゃ理解があるからっていう部分が大きかったですね。
 
今後の動きはGSP(御所スケートボードパーク)を拠点にパークの管理などをしつつ、CALMでの動きをデカくしていきながら、UKIYOで手伝えることがあればやっていく感じです」
 
また、UKIYOサイドにも話を聞いてみた。
 
「シーズン中にいきなり連絡が来たんです。前から乗ってほしいと思っていたので、完璧なタイミングでしたね。
 
彼の魅力をひと言で言うならば、“深み”です。滑りだけではなく、立ち振る舞いからも感じる深さ。立っているだけで感じる、静かながらも圧倒的な存在感。いろいろなことを経験してきた彼だからこそ出せる魅力だと思います。それが滑りにも反映されているような気がします。
 
あえて高く飛ばず、できる高難度トリックもしない。それでも惹かれるものがあって、それが何なのか言葉で表すことは難しそうです。正解があるものでもなく、教えてもらうものでもないし、お金で買えるものでもない。それが何なのかを追い求めながら、彼とともにスノーボードを“深化”させていきたいです。それが今後のスノーボードシーンを大きく変えることになると、私たちは思っています」
 
平岡卓×UKIYOの今後の動きに注視していきたい。
 

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