3月31日に長野・HAKUBA47 WINTER SPORTS PARKで行われた「FIS BIG AIR JAPAN CUP」において、男子は山田悠翔が、女子は森井姫明麗が優勝を飾った。大会スポンサーであるBOOK OFFからサポートを受けている北京五輪ビッグエア4位の国武大晃がライブ配信のMCを担当する中、熱戦が繰り広げられた。
ひとり3本のジャンプを行い、回転方向の異なるベスト2ランの合計得点で争われるおなじみのルール。山田は1本目にBS1620メロンを完璧に決めると、2本目にスイッチBSトリプルコーク1440をこちらも1本目同様にロンググラブでパーフェクトストンプ。トータル174ポイントを獲得し、2日前に行われた「COWDAY SLOPE」でも表彰台を射止めていた2位の山瀬拳生に20ポイント近くの差をつけての圧勝となった。
森井は1本目にCAB900ステイルフィッシュを決めると、2本目には3本目への布石となるFS720をクリーンにメイク。そして3本目は、FS1080ウェドルを完成度を高く成功させ、93ポイントというハイスコアをマーク。計160ポイントとし、見事ビッグエア女王に輝いた。
山田はライディングでの表現力に長けており、すでに世界中から注目を集めている存在。コンテストの結果よりも先行して名が轟いているわけだが、今後の大会での活躍も大いに期待したい。
 
男子結果
1位　山田悠翔
2位　山瀬拳生
3位　井口和友
 
女子結果
1位　森井姫明麗
2位　鈴木萌々
3位　石本鈴花

※ノーマルスタンス時のグラブ名で表記