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日本人ライダー全員が予選で涙。FIS世界選手権ビッグエア予選結果
2017.03.17
スペイン・シエラネバダで開催されているFIS世界選手権スノーボード種目の最終戦となるビッグエア予選が行われ、鬼塚雅は14位、藤森由香は31位、広野あさみは34位で、セミファイナル進出はならなかった。
2組に分かれて行われた予選は、各ヒート上位2名の計4名が直接ファイナルへ、それぞれの3〜5位の計6名がセミファイナルへ進出できるレギュレーションだった。
なお、男子予選に日本人ライダーは出場していない。
同大会のスロープスタイル決勝には鬼塚と藤森が進出し、鬼塚は銅メダルを獲得している。ただし、スロープスタイルの開催時期はX GAMESノルウェー大会が重なっており、有力ライダーのほとんどがFIS世界選手権には出場していなかった。今回はスケジュールの問題がクリアになっていたため彼らはノルウェーからスペインに乗り込み、X GAMESノルウェー大会ビッグエアの覇者であるシリエ・ノレンダル(ノルウェー)や、BURTON US OPENスロープスタイルの勝者であるアンナ・ガッサー(オーストリア)らは順当に決勝に駒を進めている。
男子は、X GAMESノルウェー大会ビッグエアを制したマーク・マクモリス、X GAMESアスペン大会やAIR+STYLEなど今季のビッグエア競技で連勝を続けていたマックス・パロットら、カナダの有力ライダーは出場していなかったのだが、X GAMESノルウェー大会スロープスタイルで勝利を収めたスヴェン・ソーグレン(スウェーデン)や、X GAMESアスペン大会ビッグエアの銀メダリスト、マーカス・クリーブランド(ノルウェー)らがファイナル進出を決めた。
女子ビッグエア予選結果
男子ビッグエア予選結果
photo: FIS SNOWBOARD