BACKSIDE (バックサイド)

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北京五輪を終えた中国では42の室内ゲレンデが稼働中

2022.09.03

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2015年の北京五輪招致時の公約として、習近平国家主席が「中国のウィンタースポーツ人口を3億人に増やす」と掲げ、今年2月に発表された国家統計局による統計調査報告書によると3億4600万人に達した中国。中国スキー産業白書のレポートによると、2022年4月30日現在、中国では692のゲレンデが営業しており、うち6.07%の42箇所が室内ゲレンデになる。
中国の室内ゲレンデ開発事業は隆盛を極めており、2013-14シーズンの5箇所から右肩上がりで毎シーズン増加。17-18シーズン以降は毎年、5箇所以上のペースで増えている。2021年か5月1日から2022年4月30日までの1年間で、これら42箇所の室内ゲレンデには合計343万人のスノーボーダーやスキーヤーが訪れた。
かつての日本にも多くの室内ゲレンデが全国各地に点在していたが、現在は屋内ハーフパイプを有する山梨・カムイみさか、そして、最盛期には9箇所あったスノーヴァ系列の最後のゲレンデとしてスノーヴァ新横浜の2箇所のみ。取って代わるようにして、人工雪ではなく人工芝を利用して滑走する施設が増え、スノーボーダーやスキーヤーのニーズに応えている。

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